篤姫と家定、慶福と慶喜の器くらべ
(家定) そなたは変わった女子じゃのう。 (篤姫) どこがですか (家定) 本心を隠さぬ。言葉がいちいち真っ直ぐじゃ。 (篤姫) 真っ直ぐでなければ、相手に届きません!!
だったかな。 篤姫の素直さで、少しずつ心を開いていく家定。 昨日の篤姫と家定は、ほのぼのしていて和みました。 やっぱり、女の子は素直がいいですね。
篤姫は、菅野美穂が演じた時は、それはそれは可哀想だったけど、 宮崎あおいの篤姫は、少女漫画ちっくで、やたら可愛らしい(笑)。 同じ人物でも、演出や脚本によって、ずいぶん変わるものです。
昨日は、お近もよかった。 国の仕事をしている西郷隆盛を羨ましがる尚五郎(瑛太)に渇を入れます。 それが、かっこよかったのです。せっかくなので、現代風に訳してみると・・・
国を思うのは大切です。 広い世界に目を向けるのはご立派だと思います。 しかし、知事として、そこに住む住民の事も考えください。 足下を忘れていては、やがて国も滅びるのではありませんか。 考え方の順序を間違えています。
こんな感じかな。 サラリーマンでも同じ事が言えるかも。
本社を思うのは大切です。 広い世界に目を向けるのはご立派だと思います。 しかし、支店長として、そこで働く社員のことも考えてください。 足下を忘れていては、やがて会社も倒産するのではないですか。 考え方の順序を間違えています。
こんな感じか・・・。
友人の出世は、いつの時代も気になるものです。 人間だからプライドはあります。愚痴が言いたくなる気持ちもわかります。 でも、目の前にある仕事を、自分の責任を、忘れちゃいけないよね。
人の上に立つ人間は、森ばかり見ても駄目だし、木ばかりを見ても駄目。 木も森も両方見なければ、その器はないのであります。
器と言えば、昨日は、慶福(家茂)と慶喜の器くらべが、メインでしたが、 篤姫がふたりにご対面した時、慶福は12歳、慶喜は21歳だったそうです。 若いっす。慶福なんて、今なら立派な子どもじゃありませんか・・・。
ドラマの内容とは関係ないけど、 慶福役の松田翔太は、松田優作の息子で、(母は松田美由紀) 慶喜役の平岳大は、平幹二朗の息子なんですね。(母は佐久間良子) ドラマは将軍候補の争い、役者は名優の息子同士の共演でありました。
大河ドラマ「篤姫」の感想
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