家定の死に目に会えなかった篤姫
家定様が死んでしまいました。 井伊直弼による安政の大獄がはじまりました。
篤姫が、家定の死を知ったのは、亡くなってから1ヶ月後。 身内の死って、死に目に会えないだけでもつらいのに、 死んだことも知らせてもらえないなんて・・・。
家定の棺の前で悲しみにくれる篤姫。 公方様、なぜそのような所にいらっしゃるのですか? 棺を抱きしめて泣き崩れる篤姫がなんともせつない。 思い出しただけで泣けてきます。 宮崎あおいの泣きの演技がまた上手くて涙をそそらすの。
しかし、泣きながらも、ちょっぴり冷静な私は、 篤姫が棺を開けるんじゃないか、開けるんじゃないか、とドキドキしてました。 ドラマといえ、さすがに死後1ヶ月の棺は開けたりしないよね。
棺って、横になって寝ている形で収められるじゃない? でも、将軍は座った形で棺に収められた、と聞いたことがあります。 家定様の棺も、幅だけでなく高さもかなりあったので、 棺の中の家定様は、座っていらっしゃたのかもしれません。
義理の父、島津斉彬も死んでしまいました。 こちらは篤姫よりも幾島が心配です。 幾島のしつこすぎるほど強い強い斉彬への忠誠心は、 斉彬を男として愛しているんじゃないかと思っちゃうほど。 どちらにしても、あんなに尽くしてくれる女性に恵まれた斉彬は それだけ器のある人物で立派な人だったんだろうな、と思いました。
追伸.家定役の堺雅人さんが、 スマップの中居君に見えるときがあって困りました。
大河ドラマ「篤姫」の感想
|