島田紳助「我が敵は我にあり」歌詞の意味
銀色夏生の本(テレビの中で光るもの)の中に、 島田紳助の「スベらない沖縄旅行」の話がありました。
我が敵は我にあり
これは、島田紳助の会社の社歌のタイトルです。 なかなか含蓄のある言葉です。 いつだって敵は自分自身なんですよね。
「我が敵は我にあり」の作詞は島田紳助。 番組の中では、石垣島出身のシンガーRYOEIが歌いました。 今度は羞恥心のメンバーが、この「我が敵は我にあり」を歌うんだとか。
伸助曰く、 「この歌のおもしろいところは、夢を持っている人が聴くと泣けるんです。 夢を持ってない人が聴くとなんでもない歌なんですけど、 夢を持っている人が聴くと、よし明日も頑張ろうと思うんです」
そして、さらに歌詞についての思いも熱く語っていました。 僕は今、たくさんのお金を持ったかもしれへんけど、たくさんの夢を失った。
この言葉を聞いて、なんか、今の日本と似たものを感じました。 電化製品、携帯電話、パソコン、コンビニ、ファーストフード、デパ地下。 書き出したらキリがないほど日本は便利になりました。 なのに、なのに、ストレス社会。 私達は、たくさんの便利を手に入れたけど、たくさんの心を失った。 紳助の言葉をお借りすると、今の日本はこんな感じでしょうか。
今は、若いというだけで夢が見られる社会ではないみたいです。 自分が何をしたいかわからなくて彷徨う若者もたくさんいます。 夢を見つけるために、自分探しをする人達もいます。
厚生労働省の調査によると、中学生の25%が「うつ状態」でした。 思春期の時期だとはいえ、4人に1人はちょっと多すぎるような。 夢をみるって、もしかしたら昔以上に根性が必要かもしれません。
『僕は今、たくさんのお金を持ったかもしれへんけど、たくさんの夢を失った』 という言葉には続きがあります。 君たちのポケットの中には、今、何億円も夢がつまってるよね。
子どもがこの可能性に気づける社会にするのが大人の役目なんだと思う。 今は子どもみたいな大人が多すぎる気がしてならないのです。
テレビの中で気になった芸能人
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