紳助の明日使える心理学!夫婦円満って何
紳助の『明日使える心理学!テッパンノート』 が最終回なので観てみました。 テーマは、『夫婦円満ってなんだろうSP』。 なかなか面白かったのに、途中で寝てしまいました。なんたることや。
番組の内容は、夫婦関係にまつわる主婦の悩みに ゲストが自らの体験に基づいて回答していく、というもの。
その悩みの中に、 妻はお吸い物派、夫はお味噌汁派。どちらに合わせるべきか? というお悩みがありました。先日、紹介したお雑煮と似ています。
紳助が、結婚とは国と国の合併と同じで、 生活習慣の違う者同士が一緒になること。というような事を言ってたけど、 結婚生活で最初にする大仕事は、習慣や価値観の違いを知ることだと思う。
結婚生活を語る女性ゲストは、 ☆野村沙知代、池波志乃、増田惠子、北斗晶、堀ちえみ ★RIKACO、室井佑月 でした。
さて、気になる回答は、 上の5人は、夫の好みに合わせるべきだと答えていました。 サッチーも池波志乃も、その方が夫婦は上手くいくと語っていました。
下の二人は、無回答。 室井佑月は自分が食べたい物は食べたいもん、と主張。 RIKACOは私が好きなものと夫が好きなものと両方作ります、と熱弁。
すると男性ご意見番から、「だからバツイチなんじゃないか」 と厳しいご意見が飛び出していました。 確かに離婚経験者は、ふたりだけであります。 RIKACOは必死に抵抗し、室井佑月は妙に納得している感じでした。
先日、紹介した普通の家族がいちばん怖いのアンケート結果を見ても、 「私が好きだから」 「私が嫌いだから」 「私がやりたかったから」 「私がやりたくなかったから」 「私中心でやってますから」 と、お二人のように語る主婦が多い。
「子どもの喜ぶ顔が見たい」と答える人の話も、よくよく聞くと、 自分の目の前で喜ぶ子どもを見て、自分が楽しみたいという感じで、 やっぱりどこか自分中心で動いているようなのです。
岩村暢子さんは著書の中で、 それでも家族が良しとしているなら、他人がとやかく言うことではない。 だが、生活は主婦の「やりたいこと」や「好きなこと」ばかりで成り立ってはいない。 クリスマスのようにやりたいことには、子どもそっちのけで手をかけたりするのに、 やりたくないことだと「そんなことは無理」「とてもできない」 と言ってあっさり降りてしまうことができる。 同じ主婦のしたこととは思えないような行動のムラや落差はそこに生じているのだろう。 と語っていました。 そして、そういうムラのある母親の行動が子どもに与える影響を心配されていました。
たとえば、秋田連続児童殺害事件の畠山鈴香被告。 彼女は、娘の彩香ちゃんに綺麗な衣装を着せて写真撮影する一方で 家事をせずまともな食事も作らずカップラーメンを与えていました。 鈴香被告の場合は極端だけど、ムラのある行動のわかりやすい例です。
最近、家庭でクリスマスの飾り付けをするのは、普通の光景になりました。 クリスマスの派手なイルミネーションで有名になった住宅街もあったりと クリスマスになるとマスコミに取り上げられ、年々派手になっています。
アンケートによると、 クリスマスで派手な飾り付けをしている家ほど、 正月飾りが地味な家は珍しくなく、 中には、飾り付けに頑張りすぎてしまったのか、 クリスマス料理はテイクアウトばかりで、 取り皿ひとつ並んでいない家庭もありました。 同じ主婦がしたとは思えないほど違いがありました。
こういうムラのある行動の中には、いつも「私」が中心にあります。 だから、家族のため、夫のため、子どもの将来のことよりも、 今の自分の感情が優先される行動になるんだと思います。
話は紳助の番組に戻します。 サッチーも池波志乃も決して自分が無いわけではない。 どちらかと言うと、我が強い方であります。 でも、家の中では、夫を立てるよう演出しています。 家族が仲良く、夫婦が円満に暮らすためには、 妻がもう少し賢くならなければならないのねと思いました。
【結婚】こまったときはおたがいさま
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