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ドラマと少し違う舞台「だんだん」の感想

朝ドラ「だんだん」の舞台を観てきました。

場所は足立区北千住にあるTHEATRE1010(シアターセンジュ)。“1010”と書いて“千住”と呼ぶんですね。THEATRE1010は駅前の再開発で建てられたビルの10〜12階にあり、9階までが丸井でした。ヤングっぽくない丸井で繁盛してました。

劇場のロビーには花がいっぱい。上の写真は花の一部です。竹内まりやさんから届いた花があったのでパチリしました。ロビーではパンフレットやCDやTシャツなど売ってて、私はパンフレットを買いました。買うつもりなかったのに、前半が終わった途中休憩で欲しくなり・・・やっぱり観てしまうと買いたくなっちゃいます。

さて、舞台の感想ですが、幕が開くまでだんだんの主題歌「縁の糸」が流れていて、だんだんとだんだんの実感が湧いてきました。そして、幕が開いたと同時に、夢花こと一条のぞみ(佳奈)が「黒髪」を舞ってくれました。黄緑色の着物姿の佳奈ちゃん。のぞみの舞はテレビで観るより綺麗でした。ただ、舞台のセットがしょぼくて、「お金ないのかなぁ」と残念に思ったけど、その後、立派なセットが現れホッとしました。舞台のセットってすごいですね。話の9割は島根が舞台だったけど、京都の存在感が全くないわけではなく工夫されていて、上手にできてました。さすが職人仕事です。



舞台のストーリーは、ドラマの前半部分で構成されていました。内容はほとんどテレビと同じでしたが、シンプルにまとめられていてよかったです。

しかし、テレビと違う演出もありました。めぐみ(茉奈)とのぞみ(佳奈)の台詞がドラマと全く逆の場面があり、それは、ドラマの中でもふたりの運命を変える大事な台詞です。ドラマでは、めぐみ(茉奈)の甘えにイライラさせられたけど、1ヵ所台詞を入れ替えただけで、イライラが緩和されてました。逆にして正解だと思いました。

石橋さん(山口翔悟)は相変わらず石橋でした。存在だけで可笑しくて登場と同時に笑いが。キザな台詞もしっかり言ってました。「泣いてる女の子には、チョコレートをあげるか抱きしめてあげるかどっちかなんだ」も言ってましたよ。生で言われると笑えます。

だんだんなので、歌のシーンも多く、シジミジルとSweet Junoが歌うとコンサートみたいでした。綺麗な双子のハーモニーが劇場にうっとり。青春時代に何度も聞いた「赤いスイトピー」は懐かしい気持ちになり、Sweet Junoが最後に歌った「いのちの歌」はウルウル。しかし、もうすぐ泣いてしまいそうという時に、吉田栄作パパの熱い演出が、スモークの中から突然始まり興醒めに(笑)。歌の途中でどうしてあの演出を入れたのかわからないけど、突っ込みどころという点ではあった方がよかったかも。

舞台版はお母さんが別人です。石田ひかりが演じた役は相田翔子が、鈴木砂羽が演じた役は古村比呂が演じていました。相田翔子は暗すぎて、古村比呂は明るすぎる感じがしたけど、まあよかったです。ただ、カーテンコールの時、吉田栄作パパの隣に相田翔子がいて、古村比呂は離れた場所にいて、それがちょっと嫌でした。鈴木砂羽なら割り込んでくれそうなんだけど(笑)。

舞台は一体感があっていいですね。他のお客さんの笑う場所や泣く場所がわかって面白いです。途中20分休憩有りの3時間公演でしたがあっという間に終わり7500円の価値はありました。なるべくネタバレしないよう書いたけど、感想はこんな感じかな。

帰りは北千住の商店街を歩いてみました。2ヵ所のだんご屋さんで団子を買いました。お持ち帰り用とすぐ食べる用を買い、柔らかくて自然な味がして美味しかったです。

朝ドラ「だんだん」少しネタバレあり感想


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