多部未華子は不毛地帯のロミオジュリエット
不毛地帯がだんだんおもしろくなってきました。 視聴率はどんどん悪くなってるけど。
1話のシベリア抑留編はかなり衝撃的だったので、 どっぷり暗くなり、終わった後も気持ちを引きずってました。
シベリアの気温は零下40度です。 4度じゃないの40度。零下40度です。 関東ですら寒く感じるぽかぽか育ちの私には想像がつきません。 食事は1日2回。メニューは腐ったキャベツのスープです。 腐ったキャベツなんて食べたことないから想像がつきません。 1日12時間みっちり働かされ、 栄養失調になっても、病気になっても、休ませてはくれません。 そんな生活を11年も続けたのだから、胸が痛みました。
1話と2話は観るのがとにかくつらくて、脱落しそうになったけど、 3話あたりからおもしろくなり、4話はかなりおもしろかったです。 もちろん笑えるおもしろさではありませんが。
4話は、壹岐正(唐沢寿明 )がシベリアに抑留されている間、 妻や子ども達を支えてくれた川又伊佐雄(柳葉敏郎)が自殺しました。 壹岐が追い込んだようなものなのに責めることなく死んでいきました。 最後の最後に一緒に過ごした相手も壹岐を選んだ川又伊佐雄。 どんな思いだったんだろうと想像すると切なかったです。
男のドロドロ話が中心なので、3話でちらっと映ってた 多部未華子ちゃんと石田卓也くんの恋が気になってます。 どうやら父親(唐沢寿明)のライバルである鮫島(遠藤憲一)の息子と 恋に落ちる感じで、まさにロミオジュリエットになりそうなのです。 遠藤憲一の息子役は救命病棟24時で研修医君(石田卓也)でした。
遠藤憲一がいい役しているんだけど、パン屋さんの面影は全くなく、 クラブにお勤めの白石美帆とエッチっぽいし、 ふたりともあまりにも白い春と違うから可笑しいです。 エンケンさんは活躍してますね。 「仁」の提供ナレーションを読んでるのもエンケンさんでした。
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