白馬の王子は?婚活のドキュメンタリー番組
結婚って大変なんですね。 この前、フジテレビの「ザ・ノンフィクション」が、 婚活(結婚活動)している3人の女性達を追ってました。 白馬の王子はいるんですか? 3人のちょっと切ない婚活物語というサブタイトルで。
●1人目 広島出身の美里さん29歳 ●2人目 大阪在住の圭子さん29歳。 ●3人目 京都在住のみささん35歳。
3人とも清潔感があり、そこそこ綺麗だしお洒落さん。 弁護士秘書をしながら、アメリカの公認会計士を目指す女性。 犬の美容師をしながら、モデルの仕事もこなす女性。 外見も内面も自分磨きを怠らない頑張り屋さんで、 性格も明るく積極的で、モテなさそうな感じじゃないのに、 なぜか結婚ができないのです。結婚したいのに。
しかし、密着取材で3人の生活や考え方を垣間見ると、 結婚できない理由はちゃんとあるなぁと思えてきました。
婚活バーでお金持ちのクォーター社長と出会った女性は、 相手から求婚されても、一歩前に進めないでいました。 彼女が結婚に踏みきれない理由は、どうやら両親の離婚。 20歳の時、親が離婚したことがトラウマになっているようで、 といっても離婚してからも父親と母親は仲良しなのですが、 結婚が恐くなったのはお父さんのせいだと娘は責めておりました。 そして、クォーター社長とのデートはおしゃべりがメイン。 話し合いのテーマは「理想の結婚や恋愛」について。 結婚前に価値観を確認することは悪いことではないけれど、 しかし、会うだひ「結婚とは・・・」と語らされたら疲れそう。 私なら会うのがだんだん面倒になってきそうと思いました。
アメリカの公認会計士を目指している女性のお母さんは、 「女が何で勉強せなあかんねん」とか言う人とは上手くいかないので、 そういうことに理解がある人と結婚して欲しいと語ってました。 彼女は高校生の時にお父さんを病気で亡くしているので、 女手一つで育ててくれたお母さんに頭が上がらないのです。 だから、母親が悲しむような相手とは結婚したくない、 母親に反対されたら結婚はしないと言ってたけど、 夫より母が大事となると結婚は難しそうだなと思いました。
3人目の女性も父親を亡くしていました。 理想は父親のような人で、両親のような夫婦になるのが夢。 彼女のお母さんは、顔がついてたら誰でもいいと言いながら、 娘には近くにいて欲しいから、遠いところに嫁がすのは嫌で、 遠方の見合い相手は娘が会う前に断っていると語ってました。 娘は娘で、お母さんが気に入る相手を探したいと語り、 休日は占いに通い、相談する内容は母が気に入る相手について。 35歳になって、親、親という年でもなかろうにと思うんだけど、 親が好きすぎても結婚は難しくなるんだなと思いました。
両親が不仲でも、両親が仲が良すぎても、娘に影響するようで、 精神的に親離れできてないと結婚は遅くなるのかもしれません。
30歳過ぎると勢いでする結婚が難しくなってきます。 世の中の仕組みもよくわかってくるので、保守的になってくるし、 そして、恋愛への興味もだんだん薄らいできます。 女友達といるほうが楽しくなってきたら危ないです。 恋愛で頭が一杯にできる25歳くらいまでが勝負で、 一昔前、適齢期をクリスマスケーキに例えられたりしたけど、 当たらずしも遠からずかもしれないと 婚活のドキュメンタリー番組を観ながら感じたのでした。
【婚活】結婚の理想と現実
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