平成の新成人と久米宏のテレビってヤツは!?
今年は、昭和生まれ最後の成人式。 (娘みたいな)えりなちゃんも新成人の仲間入りしました。 彼女は、中学生頃から考え方が大人びていてしっかりしていたけど、 成人式では謝辞を読むことになり、大人になってからもしっかりしてます。 最近、あまり甘えてくれなくなり、ちょっぴり淋しいんだけど、 期待を裏切ることなく、素敵な女性になっております。
来年から成人式は平成生まれだけになるんだね。 人口も昭和生まれは2006年に1億人を割ってしまったし。 これから平成生まれの人口がどんどん増え、 平成生まれの人達が社会を動かしていくんだよね。 もうすでに平成生まれの真央ちゃんや遼君は大活躍だしね。
昨日の「久米宏のテレビってヤツは!?」は新成人スペシャルでした。 番組の中でいくつかアンケートをしていたんだけど、 太平洋戦争が終わった日を若者に街角インタビューすると、 ちゃんと答えられた人は、たった14%でした。
こういう質問って尋ねる場所によって正解率は変わってきそうなんだけど、 スタジオにいた東大早稲田慶応の学生の中にも答えられない人はいたし、 平成生まれの子から見たら戦争は遠い世界のものになっているみたい。
彼ら達の親は、主に新人類と呼ばれる1960年代生まれで、 青春時代をバブル景気の中で過ごした人達。(も仲間入り?) そして、その子供である新成人は、バブル期に芽生えた愛の結晶。
そんな親世代と子ども世代の価値観の違いも比較してました。 テレ東でやってた「新ニッポン人現わる!」に似たような感じでした。
●デート代は男性が払う。 ●車はデートの必需品。 ●高級ブランド品をローンで買う。 ●大学は遊んでいてもちゃんと就職できた。 ●お金は貯めるものではなく借りてでも使うもの。
これが、バブル世代の価値観。 今の新成人には全く信じられない価値観。 東大の女学生はデート代を払う男は逆に疑ってしまうと語ってました。 室井佑月ちゃんが「えぇぇ〜」と驚いていたけど、私も「えぇぇ〜」じゃ。 しかし、バブル世代の価値観って脚色し過ぎてないかい? たしかにお金に無頓着な人もいたけど、そんな人ばかりじゃなかったよ。
山田五郎が面白い話をしてました。 10年振りに「ホットドッグプレス」の仕事に戻ってきたら、 男性よりも女性の価値観の方がすごく変わっていたと語ってた。 バブル期の女性は、三高(高学歴、高収入、高身長)を好んでいたけど、 今は、優しい、嘘つかない、暴力を振るわない男を好むんだって。
たしかに女子の価値観はずいぶん変わったようだけど、 客観的に見ると、若い女性のほうが優しくてまともに思えます。
田母神俊雄さんもゲスト出演していました。 若者と激論を交わすとテレビ欄に書いてあったのに 司会の久米宏さんが邪魔して、激論になっていませんでした。 田母神さんの話に、横から茶々を入れたり、話を変えたり、 元首相のことを「論ずるほどの人じゃない」と偉そうに語ったり、 久米宏さんの態度があまりにも悪くて、気分が悪くなるくらい。 ある意味、新成人よりも彼にジェネレーションギャップを感じました。
テレビ番組の中で感じたこと
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