朝ドラ「だんだん」が10月から舞台化
だんだんが20日にクランクアップした、 というニュースと一緒に(写真は生みの親と一緒なのね) だんだんを舞台化するという発表がありました。
主演は朝ドラと同じく、マナカナ。脚本も同じく森脇京子さん。 10月1日から11月10日まで、東京・シアター1010や 大阪松竹座のほか、名古屋や松江市などで上演するそうです。 「のぞみの舞」や「シジミジルの歌」は、舞台のほうが味わいがありそう。 タイミングが合えば見に行きたいなぁ。いのちの歌を生で聴きたいっす。
第20週「明日に架ける橋」は、最終回みたいでした。 山手線をくるりと一周して元の駅に戻った感じ。
離婚の乱を起こした嘉子さんは、忠の元に戻りました。 結婚の乱を起こした真喜子さんは、婚約解消しました。 祇園を捨てたのぞみは、祇園に戻ってきました。 めぐみは大学を卒業し、松江に戻ることになりました。 花むらの女将も復帰します。
今まではいったい何だったのよ、という展開ですが、 今までの経験は決して無駄ではなかったようであります。 花むらの女将がのぞみにかけた言葉で全てを説明してくれました。
あんたも苦労しはったんやろな。 舞は心の鏡やと思います。 どんな迷いも悲しみも苦しみも芸の肥やしにしてはる。 あんたの舞にはそれがよう見えましたえ。 夢花、おかえり。長い修行やったな。
女将が言うから、重みがあるんだよね。 こういう時に、こういう言葉がかけられる、懐の大きな女性に憧れます。 優しさとか強さとかは、無駄の中で磨かれるのかもしれない。 たくさんの無駄を乗り越えて、大らかな人になっていくんだろうな。 富士山の美しさも、登るより離れて見るほうがわかりやすいから、 のぞみも祇園を離れることによって、祇園の良さを確認したのでしょう。
最後に、いのちの歌を歌ってました。何度聞いてもええ歌です。 生まれてきたこと、育ててもらえたこと、出会ったこと、笑ったこと、 そのすべてに ありがとう、この命に ありがとう。 これ、結婚式で歌われたら号泣しそう。花束贈呈の時にぴったり。
朝ドラ「だんだん」少しネタバレあり感想
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