テレビの、これから「日本の、これから」
NHKの討論番組「日本の、これから」。 テーマは、「テレビの、これから」。 一般視聴者とテレビの制作者がテレビの未来について討論。 途中、1時間くらい見ました。
NHKだけでなく、民放のテレビ制作者も討論に参加。 たとえば、「SMAP×SMAP」「水曜どうでしょう」 「ガイアの夜明け」「朝ズバッ!」「世界一受けたい授業」 「探偵!ナイトスクープ」「相棒」などの関係者。 滅多に見られないコラボでありました。
私が見たときは、若者の『テレビ離れ』について。
●テレビを全く見ない20代は、 1988年は12% → 2009年は19%。 確実に増えていました。
●あなたにとってなくてはならないメディアは?
全体では、 1位 テレビ(40%) 2位 インターネット(20%) 3位 新聞(18%)
16〜29歳の若い世代に絞られると、 1位 インターネット(54%) 2位 テレビ(33%) 3位 新聞(10%)
若い世代だけみると、テレビよりもネットになっています。
どちらか選ばなければならないとしたら、私はどうするだろう。 もう若くないけど、やっぱりインターネットなのかなぁ。 あっ、でも、携帯でネットを見るのは苦痛です。だとしたらテレビ。 この辺はもう若くないみたい(都合によってコロコロ変わる若さ)
テレビ関係者は死活問題かもしれないけど、 インターネットに、ゲームに、携帯電話に、昔とは環境が違うから、 若者がテレビ離れするのは、自然な流れなんだと思う。
婦人公論に掲載されていた石井ふく子さんのインタビューの中で、 『ラジオの人がテレビに行くのは、左遷と嘆く時代だ』 とラジオ局からテレビ局に転職した頃のことが語られていたんだけど、 ほんの40年前までは、テレビよりラジオが上だったんだよね。 1960年代にラジオからテレビに人が流れたように、 テレビからインターネットに流れているだけなんだと思う。
私は、テレビが元気だった頃、青春を過ごしましたが、 10代の頃は、テレビをあまり観てませんでした。 ビデオが普及し始めた20代の頃から録画して観るようになり、 今も録画機能が無ければ、こんなに観てないかもしれないです。
ただ、新聞もそうなんだけど、 テレビは、自分が全く興味ない情報も教えてくれますが、 ネットの場合は、自分の欲しい情報しか見ないから、 ネットだけの情報に頼っていると偏った人間になりそうで、ちょっとこわい。 かといって、テレビの一方的な情報に振り回されるのも嫌だし、 そう思うと、今みたいに両方あるほうが便利なんだよね。
地デジに完全移行するのをきっかけに、 ますますテレビ離れが進みそうな気がしますが、 なんとか新聞もラジオも頑張ってもらいたいものです。
テレビ番組の中で感じたこと
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