さようならTBS昼ドラ!オーバー30最終回
不景気なんだね。 制作費が工面できなくて、TBSの昼ドラも今月末で終わり、無くなってしまうようです。
TBSの昼ドラはほとんど見てなかったけど、 「ぽっかぽか(1994年)」と「砂時計(2007年)」は、原作本を全て揃えちゃうくらいはまりました。
もうTBSの昼ドラは見られなくなるんだと思うと 名残惜しくて「オーバー30」を録画して見ることに。 以下、昼ドラオーバー30の感想です。
だんな(高知東生)の浮気がきっかけで、 専業主婦の(島崎和歌子)が、子どもと一緒に家を出て、 不倫相手(遊井亮子)の家に居候する話。 ドロドロの設定なのに、明るくて元気になるドラマで、 いつのまにか朝ドラよりも楽しみになってました。 子役の鏑木海智君(2000年生)がかわいいの。
先週の金曜日が最終回でした。 最後は、島崎和歌子と遊井亮子の同居解消で終わりに。 ふたりの別れのシーンが、東京ラブストーリーを彷彿させる別れ方。 駅に向かって歩いていく遊井亮子が立ち止まり、くるりと振り返って、 島崎和歌子に向かって駆け寄り、泣きながら抱きつきます。 男と女もいいけれど、女同士の抱擁もけっこうジーンときます。
大人になると、親友を作るのがだんだん難しくならない? 知り合いはたくさんできるよ。行動範囲を広げれば。勇気を出せば。 でも、必要以上に気を遣ったり、損得勘定があったりして、 学生の頃のように、笑ったり泣いたり、ケンカしたり仲直りしたり、 本気でぶつかり合える友達ってなかなか出来ないんだよね。
島崎和歌子と遊井亮子は、本妻と愛人の立場で出会ったけど、 ドラマとは思えないくらい自然に仲良くなって、 姉妹のようにケンカしたり仲直りしたり、いい関係になっていくの。 それがなんだか羨ましくて。励まされて。面白かったです(^^)V。
あと、高知東生の浮気男の役がぴったりでした。 最後は改心するけど、結局、島崎和歌子とは離婚します。 でも、離婚届と一緒に、 「もうひとつ渡したい物がある、いつかお前がもう一度 オレと一緒になりたいと思ったとき出してくれ」と婚姻届も渡すのよ。 あまりいいイメージなかったんだけど、この役は格好良かったです。
上の写真は新聞のテレビ欄。 タイトルは「オーバー30」なのに、新聞はいつも「オバ30」に。 30歳を過ぎた女性というコンセプトが、「オバサン」に(笑)。 「30代の女性はまだまだオバサンじゃないぞ!」 と島崎和歌子は熱弁を奮っていたのにおばさんに。。。
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