阿川佐和子は結婚できない女?結婚しない女
クメピポ(久米宏のトーク番組)のゲストは阿川佐和子さんでした。
阿川さん可愛い。55歳に見えない。 アラカン(アラアンド還暦)ですよ。 見えない、見えない。
番組の前半は、阿川さんだけがゲストだったんだけど、 後半から阿川さんの友達の平野レミさん乱入。うるさいうるさい。 でも、久米さんと阿川さんとレミさん、同窓会みたいで楽しそうでした。 楽しそうだから見ている私も楽しい気分に。おもしろかったわ。 始終たじたじの久米さん。口で負ける久米さんの姿は実に愉快です。
週刊文春の連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」は、 1993年からスタートし、今現在、対談した人は784人だって。 たまに読むけど、人の話を聞いて、話を聞き出すのがうまいんだよね。
そして、阿川さんといえば独身女性の代表格のような人。 久米さんに、結婚しないの?結婚できないの?と聞かれてました。 結婚に関する質問は嫌ほどされているだろうし、 普通なら答えるのもうんざりしそうだけど、笑顔でお答え。 だから、何でも話しやすい人なんだろうなと思いました。
阿川さんのお答えは、子どもの頃から結婚願望は強かったけど、 タイミングが合わず結婚できない女になりました。 でも、今は子どもも産めなくなったので、結婚はしません。 と結婚しない宣言してました。明るく朗らかに。
子どもが欲しくて結婚したかったわけだから、 たぶん涙を流したこともあったと思うけど、 それを感じさせない振る舞い。こういうところも好きです。
酒井順子さんの『先達の御意見』という対談本で、 阿川さんはトップバッターで酒井さんと対談されていて、 酒井さんが勝ち犬と称している人はまだ若妻という美しい時代。 50歳を超えると、未婚、既婚を問わず、 「みんなそれぞれの人生を歩んできたんだねぇ」という感慨があり、 「あっちが楽しそう」という気持ちは超え、負け犬も勝ち犬も近づいてくる。 というような事を語られていました。 今よりもっと結婚することが当たり前だった時代を生きた先輩が こんな風に語ってくれると、年とるのもいいじゃんと思えてきます。
阿川さんは、外見も性格も可愛らしいけど、人格は大人。 空気を読む力を超え、空気を作ることができる人、見習いたいです。
ところで、平野レミさんは69歳でした。 アラコキ(アラアンド古希)ですよ。 見えない、見えない。
あの明るさも見習いたいです(^^)。 ていうか、あのキッチンに憧れる〜。 がんばるぞ!(なにを?)
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