リチャードギア主演映画「HACHI約束の犬」
映画「HACHI約束の犬」を観ました。
監督:ラッセ・ハルストレム 脚本:スティーヴン・P・リンゼイ 出演:リチャード・ギア、ジョアン・アレン 公開:2009年8月
映画は、秋田犬のHACHIが、来る日も来る日もご主人のリチャードギア待ち続けるだけの話でしたが、HACHIの一途さに泣けました。
ペットロス〈最愛のペットを失い感じる喪失感〉は人間の感情ですが、ペットにも似たような感情はあるんですね。とくに犬は人間が大好きなので、喪失感は大きいと思います。
ハチ公が生きていた時代は、ご近所さんが一緒にハチ公を目で見守ってくれたけど、今は、野良犬がいたらすぐ保健所で処分されてしまう時代です。そう思うと、主人はペットより長生きして最後まで看取らないといけないなぁと思いました。
HACHIが死んでしまうシーンは切なかったです。でもHACHIの表情がとても穏やかだったので、やっと天国で会えるのね、とあったかい気持ちになりました。映画の撮影は3頭の秋田犬が、それぞれの性格に合わせて演じたそうです。犬の演技が自然でよかったです。
日本語吹き替え版、リチャードギアの声は、北大路欣也さんでした。ソフトバンクでは犬のお父さんです。なんかぴったり。私は字幕版を観たので、テレビ放送するときはチェックしたいです。
いつでも一緒♪ハチのおかえりストラップです。 「HACHI約束の犬」の前売り券についてました。
首輪の「八」がかわいいの。 でも、ちょっと大きくて、携帯に付けるのは躊躇ってます。
子どもの頃、秋田犬を飼っていました。だからハチ公にも思い入れがあります。 仲代達矢の「ハチ公物語」も泉ピン子の「伝説の秋田犬ハチ」も観ました。
うちの秋田犬も、賢くて強くて優しい犬でした。 私が姉になった頃、家族になりました。 留守がちな親に代わって、守ってくれました。 甘えることが苦手な私にとって、何でも話せる話し相手でした。 犬は、飼い主の目のつかないところで死にたがるそうです。 うちの秋田犬も、ずっと寝ていたのに、どこにそんな力があるのか、 最後は、最後の力を振り絞って立ち上がり、何処かに行こうとしてました。 今、思い出しても泣けてきます。また会いたいです。
イギリスの諺に「子供が生まれたら犬を飼いなさい」 という言葉があり、 これが素敵な諺なので、ここに書いておきます(^^)。
子供が生まれたら犬を飼いなさい。 子供が赤ん坊の時、子供の良き守り手となるでしょう。 子供が幼年期の時、子供の良き遊び相手となるでしょう。 子供が少年期の時、子供の良き理解者となるでしょう。 そして子供が青年になった時、 自らの死をもって子供に命の尊さを教えるでしょう。
ちょっぴりネタバレあり映画レビュー
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