同窓会〜ラブ・アゲイン症候群〜視聴率
北川さんの『素直になれなくて』は脱落しました。 上野樹里と瑛太が好きだから見たけど、ついていけなかった。 もう私は恋愛ドラマは見られないんだと思いました。
そんな私にときめきをくれたのが『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』。 高橋克典って、そんな、特別、好きな俳優じゃなかったんだけど、 どちらかというと三上博史のほうがタイプなんだけど、かっこいいの。 昔の少女漫画に出てきそうなことをしてくれるのよ。きゃ〜。
たとえば、(女がはしゃぐ)→(男が現実的なことを言う)→(女がすねる) →(男が困る)→(女は怒って去る)→(男は「待てよ」と追いかける)てな感じ。 『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』がはじまると、私は黒木瞳になってます。 高橋克典に「バカ」と怒られ、手を繋いで走ってます。脳内で(笑)
それはさておき、このドラマ、同窓会で再会した男女7人の話なんだけど、 ただの恋愛ドラマではなく、サスペンス的な要素も含まれているから、退屈しません。 7人の中で最も恋愛に遠そうな二人が、同窓会の夜に駆け落ちしちゃうし、 その駆け落ちした男は、国交省のエリート官僚で、なんだかワケありだし、 高橋克典は刑事で、三上博史は週刊誌の編集長だから、 同級生という立場だけでなく、職業的にも事件に絡んでくるの。
女性陣もオーバー40(40代)になるといろいろあるよね〜みたいな感じで、 斉藤由貴は、セレブな奥様なんだけど、旦那に愛人がいて寂しそうだし、 黒木瞳は、旦那がリストラに遭って、ひとりで家計を支えているし、 その黒木瞳の旦那が、冬彦さんみたいな人で、笑わせてくれるし。 (冬彦さんわかる?20年くらい前に流行った人)
そして、憎いのが、この同窓会が「高校」じゃなくて「中学」だったこと。 中学生の恋は、高校生の恋より、奥手で純情でありました。 (とくに携帯電話がなかった頃は、電話するのも大変でした) 好きな人に「好き」と伝えることなく、片思いのまま、 綺麗な思い出のまま、終わってしまうのが15の春。 たとえ付き合うことができても、かわいいものでした。 松田聖子の《なぁぜぇ〜知りあった日から〜♪ 半年過ぎても、あなたって手も握らない〜♪》の世界です。 だから、中学の同窓会は、ラブ・アゲインしそうなのです。
と言いつつ、私が通った中学は、ほとんど同じ高校に進学したんだけどね。 だから、中学と高校の差はあまりありません。 しかも、一部の人とは今でも仲が良くて、プチ同窓会してます。 だけど、仲間の中で恋が再燃したことはないです。たぶん。 ただ、私がお付き合いしていた彼とは、18歳から会ってなくて、 会いたいような、会いたくないような、会いたいような、 やっぱり恐いので会いたくないような、複雑な気持ちなのです。
どうでもよい私の話はさておき、ドラマの話に戻るんだけど、 『同窓会〜ラブ・アゲイン症候群』の視聴率は15.4%でした。 同じ日の『素直になれなくて』は10.8%で苦戦中。 今、私の心の支えになっている『ゲゲゲの女房』も右肩上がり。 数字は、私の気持ちと同じでありました。 それとも若者がドラマ離れしているからなのか。
●同窓会の視聴率 1話14.8% 2話15.4% 3話12.2% 4話13.5% 5話14.0% 6話12.6%
【ドラマ】2010年春ドラマの感想
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