山本五十六の名言「やってみせほめてやらねば」
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。
山本五十六さんの言葉です。 好きなんですよね。この名言。
エイプリルフールについた嘘ですが、まんざら嘘ではなく、 実は、最近まで学校に通っていました。2校も! 一校は、有名な大学に。こちらは仕事の関係で。 もう一校は、専門学校に。こちらは全くの趣味で通ってました。
今日は、その専門学校の話を書きたいと思います。 この専門学校は、私の今までの人生において、縁の無かった分野。 たまたま新聞の募集欄で見つけて申し込みました。 動機も不純でして、期間限定で授業料が安かったから。 週に1回だし、そんなに遠くないし、締め切り日に勢いで申し込んだの。
でも、この専門学校が、本当に楽しくて。 友達が出来たとか、帰り道が楽しかったとか、そんな楽しさではなく、 ただ純粋に、勉強することが、勉強そのものが楽しかったの。
教科書を使わない先生だったので、必死で先生の話を聞きました。 自分でもびっくりするくらい綺麗にノートを取りました。 帰りの電車の中では、そのノートを見て復習したし、 毎回出される宿題まで楽しくやってました。 学生時代の自分に爪のアカを煎じて飲ませてあげたいくらい(笑)
で、何でこんなに勉強が楽しかったか考えてみたの。 深く考える程の事でもないんだけど、先生が良かったんだと思う。 教え方も上手でしたが、とっても誉め上手な先生でした。
毎回出される宿題は、添削とともに返ってきましたが、 その添削が、びっくりするくらい誉めてくれるのです。 誰にでも言う言葉ではなく、私だから響く言葉で誉めるから、 ちっとも嘘くさく感じなくて、また頑張ろうと思わせてくれました。
誉めて伸ばす、と言うのは、まんざら嘘ではないなと感じたのですが、 誉めるには、ただ誉め言葉を並べるだけでなく、 その人をちゃんと見てあげることが大事なんだと同時に感じました。
そこで、山本五十六さんの言葉を思い出し、 私も、その人とちゃんと向き合い、本質を見抜き、 真の誉め上手な人になりたいと思ったのでした。
2校も学校に通っていたので、その間は忙しくて大変でした。 終わったら、その分、暇になるかなと期待していたけど、 空いた時間の分だけ、ダラダラ過ごしてしまい、 忙しかった時の方が、充実していた気がします。 忙しすぎるのはつらいけど、ある程度忙しい方が、 緊張感があっていいんだろうなと思う今日この頃です。
賢者から学ぶ心を豊かにする生き方
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