ドラマ同窓会「恋愛の賞味期限は45歳」
「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」を見ました。
毎回、思うんだけど、来週の予告が熱い! 第3話で、高橋克典に抱きしめられた黒木瞳が、 「私、今日の思い出だけで、3年は生きられる」と言ってたけど、 私は同窓会の予告だけで、1週間は生きられる感じ。
でもね。 1話に感じた胸のときめきは感じなくなってきました。 だって、高橋克典の奥さん(須藤理沙)が可哀想なんだもん。 優しくて強かった人がどんどん壊れていくのを見るのはつらい。 黒木瞳の夫(吹越満)に対しては同情できないんだけどね。
三上博史の斜め目線には毎回共感を覚えてます。
例えば、中学の同級生に惹かれる45歳の黒木瞳に向かって言った言葉。 「相手の中に身も心も若くて美しかった頃の自分を見るんだ」 そうだよね。ずっと好きだったわけじゃないからね。 結局、自分がかわいくて、自分が好きなんだと思った。
それから、仕事も順調で家庭も円満な高橋克典に向かって言った言葉も。 「お前と向きあいたくなかったのかもな。 お前見てるとさ、俺の人生は間違いだったって思いそうになるんだ。 失ったものを数えそうになるんだよ」 なんかすごくわかる。わかりすぎて痛い。 でも、今の人生を選んできたのは誰でもない自分なんだよね。 失ったものだけじゃなく、得たものも数えると、結局同じだったりするし。
女性陣に対してはなぜか反発したくなります。 たぶん、彼女たちの言葉を認めてしまうと、 自分の不幸を認めることになるからかもしれない。 だから、ちっくと反抗してみます。
私たちもう45歳よ。 恋の賞味期限が近づいているってこと。
そんなもんなの? 出産に賞味期限はあっても恋愛はまだいけそうな気がするんだけど。 恋愛ホルモンは女性ホルモンに比例するのかなぁ。 たしかに、今の私、恋愛への興味は0に近いんだけどさ。
私はこの瞬間、悟った。 夫婦生活はお芝居なのだ。
そんなもんなの? 我満が芝居になるのなら、そうかもしれないけど、 一刀両断されると、なんか寂しいわん。 私はやっぱり夫婦はゲゲゲの女房のような世界観が好きだなぁ。
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