29歳のクリスマスの再放送と続編「再会」
昨日は「29歳のクリスマス」を検索して訪問してくれた人が多く、 急に何があった?と調べたら、再放送がスタートしていました。 関東では2002年が最後だったから、実に6年振りの再放送です。
このドラマは、マライア・キャリーの主題歌(恋人たちのクリスマス)の関係で DVD化できないらしいから、テレビでしか観られないみたいです。 そうなると、ファンにとって再放送はたまらないですね。
「29歳のクリスマス」は私も好きです。 毎回のように心に響くセリフがありグサグサきてました。 前に、「Around40」に出演していた松下由樹つながりで、 ちょっとだけ「29歳のクリスマス」について触れました。 そこにアクセスが集中しているんだけど、あんなちょっとの記事だけで 訪問してもらうのは忍びないので、もう少し書いてみたいと思います。
脚本は鎌田敏夫さん。 私の中の鎌田さんの代表作は、金曜日の妻たちへと男女7人夏物語。 「金曜日の妻たちへ」は、60歳前後になり、 「男女7人夏物語」は、50歳前後になり、 「29歳のクリスマス」は、40歳前後になりました。 時代を感じます。と同時に世代の違いも感じます。
「29歳のクリスマス」は、山口智子と松下由樹と柳葉敏郎の友情物語でした。 3人で一緒に暮らすんだけど、逆ドリカムで当時はお洒落に見えました。
山口智子は、アパレル会社に勤める働きマン。 パリコレに派遣されるはずがパブの店長に出向となり、 円形脱毛症ができてしまうほど落ち込むが、そこでも全力投球。 金持ちの仲村トオルとの結婚に悩みます。
松下由樹は、カメラマン。 スタイルが良くてかっこいいんだけど、性格は女の子。 不倫関係をなかなか断ち切れず、同居人の柳葉敏郎にも甘えてしまいます。 そして、ラストは、あっと驚く決断をします。 唯川恵の直木賞を受賞した「肩越しの恋人」と結末が似ているんだよね。 でも、29歳のクリスマスのほうが私はぐっときました。 山口智子と松下由樹の最終回の口論は熱演です。
「29歳のクリスマス」に、続編があり、 携帯小説(29歳からのクリスマス・再会)で公開されています。 10年後の設定で、最初だけ無料で読めます。 彩のお腹にいた子どもは紗絵と名付けられ、9歳になっていました。 典子は典子パパと呼ばれていました。 「私が、おとっさんになってあげる」という約束は守られていました。
最後にせっかく訪問してもらったので、 再放送の予定と当時の視聴率を並べておきます。
1話 『人生最悪の誕生日』 11月25日 20.9% 2話 『バカにしないでよ』 11月26日 18.9% 3話 『彼の母親と会う』 11月27日 21.3% 4話 『お局様と呼ばれて』 11月27日 20.8% 5話 『可愛げのない女』 11月28日 20.7% 6話 『男と女のアクシデント』 11月28日 22.3% 7話 『悲劇のヒロイン』 12月1日 21.1% 8話 『幸福はすぐ壊れる』 12月1日 23.8% 9話 『素直になりたい』 12月2日 22.9% 最終回 『誰のものでもない、私の人生』 12月3日 26.9%
【ドラマ】2008年ドラマの感想
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